戦争

2004年5月11日 時事ニュース
じじばばと戯れている仕事についているのですが、今日はおばば達の戦争話を聞くことが出来ました。

おばば達が住む町に「バクダン坂」と呼ばれている坂道があります。
ここは終戦間近に実際の空襲で攻撃を受けて出来た坂道です。
この砲撃で旦那様と息子さんと家と畑と牛を一度になくされたおばばもいます。

この砲撃をぎりぎり防空壕に逃げ込むことができて、生き延びた方もいます。

また防空壕に逃げ込もうとしたところ頭にかぶっていた笠が邪魔をして、入り込めずに背中をやられてなくなった方の兄弟もいます。

後ろから飛んできた飛行機より砲撃を受け、でも奇跡的に難を逃れた方もいます。
このとき超低空飛行で飛んできたため、笑いながら砲撃する米兵が見えたそうです。

皆さん色々体験されています。

そんな彼女達は「今回のイラクへの虐待、あって当たり前だよ」と口を揃えておっしゃいます。

女しかいない田舎を、逃げ惑う女を笑いながら砲撃する国。
敗戦濃厚なのに原爆を2つも落とす国。
終戦し何年もたつのに、いつまでも兵隊を置いている国。
戦争裁判を勝手に行った国。

こんな国が今更どんな虐待をしてても不思議じゃないと。
テレビの向こうの知らない人が言うことより、身近にいるおばばの体験話を私は信用します。

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