二分割幽霊綺譚

2005年5月23日 趣味
最近新井素子ネタで何度か日記を書いていますが、結構素子姫スト(って言うんだっけ?素子姫好きの読者のこと)が結構多いことを知りました。
みんな同じのを読んでるんですね。
昔は今ほど沢山のライトノベルが無かったものですしね。

前回のときは「次は…絶句を読む!!」と宣言していましたが、なぜかこの二分割幽霊綺譚を読み返してしまいました。

この話、自分の亡骸を食べた人間の元に、うらめしや〜と化けて出ちゃう子が主人公なんですが、この主人公、自分の肉を食べた人全ての所に化けて出るんですよ。
これを始めて読んだ当時、本気で思いました。
牛や豚やブロイラーって、細切れでも食べた人間すべてのところに化けて出るんだろうかって。

ブロイラー一羽から何人分の肉になるのかわからないけれど、牛や豚はもっと多くの人間に食われる。
鯨なんてもっと多いだろう。
そんな多くの人間の元に、少しずつ細切れになって化けて出ているのかも知れない。
細切れになっているから、化けて出ても宜保愛子でも気がついてないのかも知れないと。

今思うとかわいらしい思いなんですけど、今回読み返しただけでもこの思いが蘇ったのだから、かなり真剣に思ったんでしょうね。

私も結構素子姫の本は読んでいますが、最近の作品と迷宮とディアナディアディアスは読んでないんです。だって手に入らなかったんですもの。
ブックオフにでも売ってないのかなぁ。

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