ただいまです。帰ってきました。

えーと、入院手術をしてきてました。
真面目に入院生活をしたのは初めてだったので、色々と新鮮な生活をしてきました。

5月8日
昼より入院。看護師によりオリエンテーリングを受ける。
終わってから風呂の許可が下りる。当分入浴、洗髪ができないので必死に洗い上げる。
同室のおばちゃんが大変フレンドリーで色々話しかけてきてくれる。手術前夜でナーバスになっている私を安心させてくれた。
恐ろしい効果を発揮する下剤を服用する。まずかったぁぁ。
入院に際して色々足りなかったグッズを友人に送ってもらうようにお願いする。持つべきものは友人だよなぁ。

5月9日
朝食後GEをし、検査をして手術着に着替える。緊張クライマックス。この頃に、大変フレンドリーだったおばさんが退院する。残されたお姉さんは、ちょっと怖さげなのでドキドキ。
点滴を始め、手術開始時間は15時だと告げられる。緊張クライマックス。
昼過ぎ、不眠で眠くなっていてうつらうつらしていたら、看護師さんが「行きますよ!!」と突然やってくる。時間はまだ13時半。予定が変わったとのこと。遅くなって待たされるよりかはマシかと覚悟を決めて手術室へ。
手術台に登ってから麻酔を打たれる。思ってたよりかは痛くない。しばらくしてから手術開始。半身麻酔だから頭は元気。先生や看護師の会話を聞いている余裕はある。
そんな時、室内に流れていたラジオからある曲が流れ出す。
……。マジっすかい。手術中に聴きたくない曲のトップ10に入りそうな曲じゃないか……?
「白い巨塔」のテーマ曲が流れ出したのです。
頭の中は(うわ〜〜〜〜ん、財前先生が死んでしまう〜〜〜〜)で一杯に。
しばらくして手術終了。下半身が動かないためストレッチャーで病室へ。全く動かない自分の足がこんなにも邪魔なものかと思う。
一日絶対安静だと言い渡されるが、足が邪魔で寝返りを打つのも一苦労。安静にしてるほか有りません。
しばらくして麻酔が切れてきたのか、足がしびれてきます。ビリビリビリビリ。

5月10日
今日も安静にしろと言われる。
足は動くようになったが、歩くとちょっとふらつく。
一日点滴してました。一日ぶりのご飯はうまい。
ちょっと怖さげな姉ちゃんが午前中に退院し、午後から3人入院する。一人は就活中の大学生、OLさん、おばちゃんと全く違うキャラ。でも3人ともいい感じの人たちでホッとする。

5月11日
点滴は午前中に終わり。午後からは部屋でボーっとしているが、頭がガンガンする。
さらに同室者達が今日手術なので、部屋中がブルーに包み込まれている。
友人が見舞いに来てくれる。色々差し入れしてくれて助かりました。今度の旅行のプランを立てる。いつもそうだが、旅行のプランもさくさくと決めてくれるので、とっても頼もしい友人だ。

5月12日
朝から頭が痛い。一日寝ていた。
友人から結婚について彼と考えが会わないと相談メールが来る。
一日彼女とメールを寝転びながらしている。
午後友人が見舞いに来る。
その子が以前行った手術について色々聞く。やっぱこんな頭痛が有ったらしい。
友人が帰った後部屋で寝てたら夕飯の時間に。食堂へ行くが、どうしても食欲が湧かない。食えずに困っていると、同じ日に手術をしたおじさんが心配して声をかけてくれる。ありがとう、おじさん……。
夜に別の友人も顔を出してくれる。
家においてきた母の面倒を頼んでいる友人。大丈夫だよ〜〜〜といってくれて一安心。
それにしても母よ、娘の友人にお世話になるのは平気なのに、なんで息子の嫁に面倒を見られたくないのか。微妙におかしい気がする。

5月13日
頭痛が酷くなってきた。
麻酔の後遺症で頭痛が起きる人がまれにあると看護師さんから説明を受ける。なんとなくそんな気がしてましたよ。
午後友人が見舞いに来てくれる。
なんと花を持ってきてくれた。めっちゃ嬉しい。
時節柄、母の日チックなアレジメントかな?
この子にも手術の後の経緯を聞く。
この子は泣いちゃうほど頭痛が酷かったそうだ。そこまで自分は酷くなかったことにホッとする。

一日寝てた。

5月14日
朝起きたら頭痛は嘘のように無くなっていた。驚く。
今まで頭痛で苦しんでいた私を心配してくれてた同室者もいっしょになって喜んでくれた。ありがたい。
午後知人がお見舞いに来てくれる。
談話室で話すだけ話して(というか彼女の愚痴相談を聞いていた)彼女が帰った後差し入れ品を見て固まる。
ケーキをくれたと思ってましたが、中身はホールのアップルパイ。あんた、入院患者になんというもん持ってきてくれるのよ。
ナイフも無いし、同室者に食事制限がかかっている子も居るしでおすそ分けも難しい。看護師に心づけは無用とあちこちに書いてあるので、看護師さんにあげるのも無理。
悩んだ挙句、友人にお裾分けをしようと見舞いに来てくれと強要メールを出す暴挙に出てしまった。
お見舞いに行く時は、相手が困らないものを差し入れすべきだと勉強できた一軒でした。

5月15日
同室者のこと病院内をあちこち探検する。
意外な場所にお菓子の自販機を発見。こんな所に有ってもつかえないよ〜〜〜〜。
お裾分けを強要した友人が来てくれてアップルパイを渡す。
よくよく考えて病院までの交通費より安そうなアップルパイを渡すだけもなんだかな気がするけれど、顔が見れて嬉しい。

5月16日
退院前の検査だと血を抜かれる。
超痛いし、しばらく血は止まらないしでサイアク。
同室者と色々語り合う。
たった7日一緒だっただけなんですが、同じ病の仲間からか凄く語り合えた。本当にいい同室者に恵まれてよかった。
12日に心配して声をかけてくれたおじさんもあれからずっと頭痛に悩まされてたと聞いた。一緒に明日退院できてよかったねと話し合う。

5月17日
無事退院の運びとなる。
同室者と近所の部屋のおばちゃんたちと別れを言い合う。
また通院で会えたらいいね!と笑顔で送ってくれた。
友人が荷物運びを手伝ってくれてなんとか家路に。
ありがとう、友人よ〜〜〜。
早く元気になれるよう養生するよ。

本当にこの10日間で友人のありがたさが身に沁みました。
本当にありがとう。
みんな愛してるよ。
今度はみんなの力になれるよう、早く体調を戻せるよう頑張るっすね。

コメント

水凪龍樹
水凪龍樹
2006年5月17日20:46

お帰りなさいませー。(´▽`)
気軽に送り出してみたら手術だったんですか!
いやはや知らぬこととはいえ失礼しました。orz

とりあえずご無理なさらずゆっくり体調を戻していってくださいな。
大神でもしながらまったりするのが一番ですよー。
(すいません一足お先にクリアしてしまいましたw)

KURE
KURE
2006年5月17日22:03

お帰りなさいませ。
…しかし、なんと手術でしたかー…。無事終えられたようで幸いであります。

快気祝いは同人誌原稿云ページプレゼント?(ぉぃ

DIRAS
DIRAS
2006年5月18日12:29

入院!手術!
無事に済んで良かったです〜!

風嶋 みや
風嶋 みや
2006年5月18日22:50

水凪龍樹さま
KUREさま
DIRASさま
ただいまです。無事家に戻れてよかったです。ありがとうございます。
よくよく考えたら、生まれてこの方、家をこんなに留守にしたことが無い家っ子だったということに気が付きました。

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