泣いてしまった。
泣けてしまった。
最後の最後で切なさが爆発した作品です。

ハチミツとクローバーの映画化に際し、キャッチフレーズ(?)から「全ての登場人物が片思い」と知り、「えっ!?そうだったの!?」と驚いていた私でした。が、この10巻ではこの驚いた私の思いは間違っていなかったと証明できて少々ホッとしてしまいました。

恋愛感情は、とてもとてももつれているこの作品。全ての人間が好きな人と結ばれるわけではないのですが、振られちゃった人が受け止めて新たなステップに踏み出せています。
もううらやましいくらい。本当に強く踏み出しています。

結ばれた人たちも、今までの関係からさらにレベルアップするために頑張っています。
今に妥協せず、未来の相手と自分を夢見て。
このような強い人間になりたいと感じてしまいます。

はぐちゃん、いい女の子ですね。こんなはぐちゃんを好きになる男子は、自分も磨いてはぐちゃんに見合う男にならなければ釣り合わないと、それぞれの得意分野を深めていっています。
そしてそれがそれぞれの人生の選択肢を広げていく。
いい関係です。

ラストでこの謎のタイトル「ハチミツとクローバー」の謎が解けましたが、自分もこれ食べたいです。
しかも好きな女の子に作ってもらいたい。
逆に自分で作って食べたいのは、森田兄弟に食べてもらえるカレー。
二人にカレーを作って、かぶたんを分けてもらいたいな(下心ありか?自分…)。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索