再就職活動中です。
とある会社に問い合わせたら、履歴書と職務経歴書と志望動機を送って来いと言われてしまった。
え。職務経歴書もですかい?
春ごろに作成した職務経歴書のデータはさくっと削除しており、紙媒体でも残っていない。途方にくれた私は、途中書きを提出してあった職安に泣きつくことにした。

職安にてまた失業の手続きをして、春ごろお世話に鳴り捲っていた担当のお姉さんの所に行く。
半年振りに合ったのに、しっかりと私のことを覚えてくれていたことをありがたく思いつつ、半年前に作った職務経歴書を見させてもらう。
やった!このまま打ち直して提出すればいいや、と明るくなっていたが、担当さんに「新しい職場のことも書いて、レイアウトもやり直してね」と言われてしまった。あぁ、やっぱり楽に物事は進まないのね。仕方がない……。

それでついさっき出来上がったので印刷してみるとプリンターの調子が悪い。何度か調整してみたが、ダメ。
明日どこかで印刷してきた方が早いかな。

履歴書を書きながらNHKの番組を見ていました。
それは介護の仕事をやる人間が減ってきており、これからの超高齢化社会を乗り越えられない、という番組でした。

介護の仕事についている人のうち、一年に四分の一の人間が離職している現実。
人はころころ替わっていきます。3ヶ月持てばいいほう。下手したら初仕事の次の日に辞表を出す人だって一人や二人ではない。
そして大体3年位したらまた辞めていく目安。
この頃になったら、仕事に余裕が持て周りが見えてくる頃。そうしたら他職種と介護との仕事内容が腑に落ちなくなってくる。この点を納得できるか出来ないか。
そして5年目。さらに矛盾を感じてしまうため、残っている方がごくわずかになっている。

テレビでは介護福祉士として5年間努めてきたが昇給しなかったため離職を決意した人の取材をしていた。
本当に昇給しない職種です。国家資格を持っていても余りにも微々たる資格手当て。せいぜい夜勤手当や休日出勤手当てで少し色がつく程度。
どれだけ介護職に情熱を燃やして仕事をしても、給料は増えない。
なぜなら介護現場の収入源は90パーセント介護保険から給付されており、利用者の満足度を上げても条例により利用者からの利用料を変更できないため収入は変わらない。
ただでさえそのような状況なのに今春の介護保険の改正で、業務内容はさらに厳しく、介護報酬はさらに減らされてしまった。
この春から給料が減ってしまっている介護職員は結構いる。パートさんとかの非正職員はとくにこのあおりを食らっている。
こんな状況が続けば仕事を変える人間はさらに増えることは、火を見るより明らか。

そして介護職員不足をフィリピン人を多量に雇って賄おうと小泉さんは方針を打ち出した。
フィリピン人が悪いとは言わない。
フィリピン人と一緒に働くことがいやだとも言わない。
でも、納得はいかない。
フィリピン人を雇う前に国がやらなければいけないことは沢山あるのに、それに着手していない。

臭いものにふたをして、キムコとファブリーズを敷き詰めているような状況。
それが今の介護の現場と法体制だと感じる。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索