ふと図書館でこの本を見かけてぱらぱらっとめくってみました。
衝撃的な言葉がばばんっとあり、思わず読み進めてしまいました。

風邪から来た肺炎だと思っていたが、状態がよくならないため検査したら肺がんだった作者。
降って湧いたがん告知にこの作者は正面から受け止めていらっしゃいます。
余命2年と突然に言われて、彼のように自分の行きたいように生きられるものなんだろうか。

作者は出来るだけ入院しない、薬は最低限にする、一人暮らしを続ける、バイクに乗り続けるを基本に病と闘っていきます。
ここまで自分のライフスタイルを見つめなおし、そのように医者に伝えられる彼の強さがまぶしい。
この生き方を支える彼のお母様(通称サイボーグお母さん。略してサ母さん)のバイタリティーにただただ脱帽。

ガン闘病は決して珍しいものではないでしょうが、この作者のように自分の生き方を貫かれる方は少数派でしょう。
どう生き、どう死ぬか。
のほほんとぬるま湯につかっている自分には難しい。

そういえば内定貰っちゃいました。

コメント

睦眠
神尾むつみ
2006年11月26日18:54

 この方のNHK特集があって、その再放送が深夜にやっていたのを、偶然に見た私。
 だんだんやせ細っていく作者と、その生き様を影で支え続ける母の姿が、切ないんだけど心強くて、すごく衝撃を受けました。抗ガン剤が効かなくて、起きあがれなくて、やっと起きあがってはブログの更新をして〜という毎日も、並大抵の精神力では続かないなって。

 作者のHPは、いまでも見られますよ〜。
http://www.teknix.jp/

風嶋 みや
風嶋 みや
2006年11月27日13:57

神尾むつみさま
この本3巻の最期の方は涙なしには読み進められませんでした。
本当に自分に、癌に、執筆活動にと戦いを挑んでいる姿が心を打たれました。
今度は彼の小説を読もうと思ってます。

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