今日は我が敬愛する松任谷由実さんによるコンサートがEXPOドームにてあります。
コンサートは夜からで、朝から行くのは体力が持たなさそうなので、ゆっくりと会場に向かいます。

んで会場に11時頃に到着。
ゲート前の行列を見て少し唖然。今日もすんごい人が集まってる。皆バカや……。(←自分もその中の一人だって事は、この際気にしていません)

一緒に入った友人とは別行動。
まずはドイツ館に。
今日は3時間待ちでも並ぶぞ!!と暇つぶし用の本もお菓子もお茶も持参してます。
……。
こんなに並ぶ気満々なのに、「並ばないでください」と看板と書いてあり、警備員も「現在キャパをはるかに超えた人数が並んでいます。これ以上並ばないでくださいっ!!」と叫んでおり、出鼻からくじかれます。
しかしあきらめ切れない人々による、ドイツ館裏の行列に並べなくって、その横のトイレに並ぶ振りしてドイツ館に入るための行列に並ぶための行列が出来上がってきました。
これに並ぼうかと思いましたが、時間が何時間かかるかわからず、第一目標のユーミンのコンサートに間に合わなくなるとやばいので涙を呑んで諦め、イタリア館の前で西ゲートそばで売っている長い間気になっていたメロンパンを買って食べる。
お、これ旨いじゃん。
でも高いよ、230円なんて……。

いきなり目標を見失った自分ですが、すぐそばにアフリカ共同館があるのでこちらに向かいます。
ここのケニアスペースにて、友人のおだぎみをちゃんの本が展示されていると聞いたのでそれを確かめにレッツゴー。

……。
こんなに混んでいるアフリカ共同館なんて始めてだよ……。
右も左も人間だらけ。
さてはこの人間皆、ドイツ館から流れてきたな!と一人憤慨してケニアコーナーまで突き進みます。
ケニアコーナーについて、ぐるっと周りを回りますが、みをちゃんの本がどこにあるのかさっぱりわかりません。
もう一度ぐるっと外周を周ったら、ガラス越しにみをちゃんの本が展示されているのを発見!!!
蚊取り線香のキンチョーと一緒に展示されていました!!!
殺虫剤についてのみをちゃんの本と、殺虫剤に使われている植物の研究にケニアも深く関わっている感じでの合同の展示のようです。
これを見つけたみをちゃんのファンの方、よくも見つけたなぁと関心仕切り。何べんか通ってましたが全く気がついて無かったです。
そして、展示されている作家本人も知らなかった事にも笑えたりして。
ここの写真を早速みをちゃんに写メしちゃいました。

地球市民村に移動して、無料配布しているお茶をいただく。
おばちゃんたちがちゃきちゃきとお茶を入れていて、悪ガキどもが「おっかね〜〜」とつぶやいているのが笑えます。
このあと友人と合流。
ワークショップホールでコンサートに参加。
世界各国の障害を持っているけれど、コーラスグループとして結成されている方達のコンサート。
一緒に踊って歌って大騒ぎ。そしてジャングルの一日を感じる合唱。これは目をつぶって聞いていたのですが、前や後ろで動物達の息遣いが感じられるほどの、完成度。
言葉はわかりませんが手振り身振りのコミュニケーションで、皆手が暖かいのは同じだ!と新たに気づかされました。

このあと神戸のコーラスグループの天使の歌声コンサートを拝見。
ちびっ子たちが走り回って歌っている姿がほほえましく、ちょいと大きいお姉さん達は宝塚ちっくでまた面白い。
しばらく見入ってました。
ここで「ユーミンのコンサートチケットを譲ってください」と書いたメモを身体に張っている人を見かける。
ダフ屋はここにいないから、この人はそんなメモを身体に貼っているのね、と生暖かく見てしまいました。
だって、入場券に書かれた名前と入場券番号を手にしていなければ会場に入れないのに。今、チケットを譲ったとしても中に入れないよ?と心の中で思いながら。

モリコロメッセに移動。
大阪万博と日本のロケットの展示を見まくる。
友人とただのプリクラを撮るが、疲れ切った顔で撮っているのがやや難点で心残り。

また別行動をとることになり、ドイツ館の行列を眺めに行く。
今度は行列を作っても良いことになっているので早速並ぶ。
しかし、列の最後尾でお姉さんが持っているプラカードには「ここから3時間です」とある。
え。行列の入り口で2時間とあったじゃんか。うそぉっ。
3時間も並んでたら、ユーミンのコンサートに間に合わない!!とそうそうに行列から離脱。ちょっと悔しい離脱でした。

このあとコモン4をふらふら。
生チョコソフトやマンゴースティックやらを食い歩く。

以下続く。
そんなこんなで日が傾きだした頃、待望のユーミンコンサートの開始時間となりました。ドームに向かい席に着きます。
え〜〜〜、ファンクラブ枠で当選したのにこんなに後ろなの!?と不満が出てきました。隣の席のご夫婦も同じのようで「なんでこんな後ろ!?」と嘆きあっていると、すぐ近くの貴賓席で動きが見られます。貴賓席の人たちが会釈しあっています。なになに?有名人が来たの?とその人をよくよく見ると、トヨタの会長さん、豊田章一郎さんが来ていました。うを〜〜〜。トヨタの会長はユーミンファンだったのか!!と一人興奮してきます。この方のおかげで、家のすぐ近くでユーミンのコンサートが見られたのね!ありがとう!豊田章一郎!!と心の中でお礼を言ったりしましたが、やっぱりステージから遠いこの席。ため息が出ます。

さてさて。コンサートの開始です。
ステージに6台のグランドピアノが並んでますが、その一台にユーミンが腰掛け、「ひこうき雲」の弾き語りを始めます。
珍しく緊張しているのかな?と思える歌いだしかな。
伴奏者が出てきてノリノリに「14番目の月」のスタート。
一番前の席のお姉さんが立って手を振ってますが、周りの人たちはそんな感じではなく、しばらくして座っちゃいました。
MC。伴奏者の紹介で、ユーミンの旦那さんがいることが判明。会場中どよめくのが面白い。
そして、今日のコンサートの倍率は20万分の3000だったことが判明。
うげ。席が悪いと嘆いていてごめんなさい。
席が取れて本当に良かったです。あまつさえこのコンサートへの意気込みをユーミンのうそラジオでメールで読まれました。
私は大変果報者です。ユーミン、ありがとう。そして豊田章一郎もあいがとう。とまた感謝の意を述べてました。

「恋の一時間は孤独の千年」この歌知らなかったのでイマイチ乗り切れず。
「Hello,my,friend」個人的に思い入れが強いこの歌。かなり涙腺に来ます。
「航海日誌」シャングリラ?のステージを思い出し、ピアノ伴奏でも十分迫力あることに感動。
「HOZHO GOH」「Northem Lights」「水の都」懐かしいけれど、歌詞をしっかり覚えていなかったため、ひたすらユーミンを見つめてました。
「ベルベットイースター」この日のユーミンは白いドレスを着てらっしゃったのだけど、長い裾を綺麗に翻しながら歌っていました。
「春よ、来い」イム・ヒョンジュさんによる韓国語での春よ、来い。韓国の方で19歳というぴっちぴちの若者。
それなのにステキな歌声。
美貌で白い燕尾服で天使の歌声と称される本当に綺麗な歌声。
おばちゃんたちがヨン様を好きになるのを馬鹿にしていましたが、前言撤回することに。本当にこの子、いいよ。最高(*^^*)
「最後の嘘」シンガポールの歌手、ディック・リーさんによる英語(?)版による最後の嘘。聞きなれてない男の人による最後の嘘なので、一瞬冬彦さんが歌ってるのか?と思い、一人で受けてました。
「卒業写真」上海の歌姫、アミンさんによる卒業写真。
透明な歌声で歌われる卒業写真。綺麗なものでした。
「満月のフォーチュン」どこの国の方たちなのかわからないけれど、砂漠の国っぽいところの画像がバックで流れ、いろんな国へ旅に出かけている気分になります。
「スラバヤ通りへの妹へ」隣の夫婦がこの曲らが好きだと大変更新していました。
「SAVE OUR SHIP」コーラス隊が出てきて大合唱。迫力が大変凄く圧倒されます。
「Saint of Love」大変懐かしい画像とともに。画像のユーミン、とっても若い〜〜〜。
「Smile Again」このたった一晩のために作られた曲。この一晩のために、4カ国のアーティストが集い、歌った曲。メッセージがとてつもなく詰められている曲。
もう凄いとしか言えない。
最後にドーム全体を宇宙にする映像が写される。
もう、圧倒。感動。
そしてラストに桜の花びらが降って来た。もう作り物とわかっているけれども、本当に美しい光景で涙が出てくる。
4ヶ国語の歌なので、テロップが出てたのがちょっと笑えたけど。

アンコールで今度は日本語バージョンで「春よ、来い」再び。
日本語で歌われると本当にいい歌だという思いを深めました。

カーテンコールもあり、熱気爆発のまま終演。
本当にこのすばらしい一瞬に参加できることが出来た自分の籤運に万歳をしちゃいました。
いい時間を与えてくれたユーミン、本当にありがとう。

コンサートを終えすっかり冷たくなった風に当たり、熱気でほてっていた自分を冷やすことが出来ました。
興奮冷めやりませんが、明後日が万博最終日。明日は徹夜で並ぶと事を決めていたため、大人しく家路に着きました。

ユーミン、確かに歌は下手になってる。でも企画やサプライズがいいんだよ。凄いんだよ。
だからそんなに「下手下手」と連呼しないで欲しい。
ただ単に下手なだけの歌手ならとっくの昔に消えてるって。

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