ただいま

2005年9月5日 日常
少々(?)日記をサボっていました。
ちょいと、いや、色んなことがあって、すべてを投げ出したくなってました。

逃げ出しても何も変わらない。
立ち向かわなくては開かれない。

判ってはいるのですが、わかりたくない自分もいます。
いったいどうすれば、この泥沼から浮上できるのか。

浮上したいと思っているだけならば、浮上できっこないですけどね。
徹夜組して万博に並んできました。
夜空も綺麗でしたけど、朝焼けも綺麗で、ぼ〜っと空を見上げたりして。
徹夜組って妙な親近感が周り近所の方と沸きますね。
見ず知らずの方たちと楽しくおしゃべりをしてたら、あっという間に朝になっちゃいました。

徹夜組みをしてまで万博に行ったのはシャチハタマークタウンの浮世絵制作に参加したかったから。
このイベントは一日300人位しか参加できない、開場10分で一日分の受付が終わってしまうというかなりレアなイベント。
開場一番で走って走ってなんとか整理券をゲット。

やることは巨大シャチハタスタンプを使って浮世絵を作ること。
絵柄は6種類の中から選んで作るのですが、折角万博会場で作るのですから私は「夢見る山」柄をチョイス。
赤富士をバックにモリコロイラストをかわいらしくあしらってます。
巨大シャチハタをぺたぺたしていきあっという間に終了。お持ち帰りしてきました。

このあと期間限定スタンプの9月分のスタンプをフルコンプしたり、ずっと念願だったマイペーパーの入手をしました。
マイペーパーとは携帯で送った写メを使って作ってくれる、オリジナル新聞。
時節柄、投票を呼びかける内容の記事と一緒に自分の顔つきの新聞はちょっと照れましたけど(笑)。

それにしても9月に入ってからの万博は人多すぎ。
なんでこんなに人がいるの?今朝は6時の段階で1万人超えてたそうですし。

詳細はもうひとつの画像日記でも。
http://blog.goo.ne.jp/miyadagane/
万博のファイナルコンサートに我が敬愛するユーミン先生が出られるということを知って、大騒ぎしたのが先月の下旬。
そして山のように事前予約の申し込みはがきを書いて書いて書いて投函していました。
もう全期間入場券を持っている友人知人に声をかけて、番号を教えてもらって申し込みまくりました。

そして、先日見事当選通知とチケットが届きました!!!
わ〜〜〜い!!!!

でもあんなにはがきを書きまくったのに、当選したのはファンクラブ枠で申し込んだもののみ。
筆跡とかで調べられて、同一人物からの申し込みははずれにまわされたのかなぁ。

ここ数日日記のアクセス解析で、ユーミン先生の「YUMING Love The Earth Final」の当落について調べられてる方が多いので書いてみました。
検索してここに来られたあなた様は当選しましたか?
23日、会場でお会いしましょう!!

YUMING Love The Earth Final
http://www.expo2005.or.jp/jp/D0/D4/detail/detail_DO0923XA99901.html
仕事が鬼のように忙しかったです。
上司がいつも以上に変で対応に苦慮しているうちに、利用者さんが色んな問題を起こしてくれて、その影響で職員がヒスって来て……。
一番ヒスってたのは私ですけどね。
母とまた万博に行ってきました。
今度はしっかりと障害者駐車場を予約して、事前準備はばっちりに。

朝、始発のリニモに間に合うように藤ヶ丘駅にまず自分だけ行く。
なぜかというと日本館の当日予約を取って、少しだけでも楽に周ろうと画策したから。
でも朝の西ゲートの待機場所は北ゲートみたいに一本の列ではなく、自転車+リニモの徹夜組みの列と、タクシー組みの列と、バス組の列の3本に分かれていて大変に判りづらく、不公平感がとっても強い場所です。
下手したら徹夜で並んでも、朝に来た人の後に回させられる可能性が大の場所です。

……。
や〜ら〜れ〜た〜〜〜〜。
今朝はバス組から入場が始まった。
徹夜組みのおじさんたちが猛烈に警備の方たちに抗議しているけれど、聞いてもらえない。
しくしくしく。

入場一番で日本館に激ダッシュで行ったけれども、当日予約枠はすでに終わってました。開場して10分も経ってなかったのですが……。
仕方がないのでヨルダン館に行き死海体験の予約を入れて、母を連れて来るため一度退場。
それにしても10時前に退場する客に対して入場ゲートの係員さんは冷たかったです。

母を連れて再度会場に。
障害者用駐車場は大変停めやすかったので、もっと早くから母を出汁にしてここの駐車場を使えばよかったと少し後悔。

まずは母が肉を食いたいとリクエストがあり、サーロインの美味しい肉が食えるところで昼食。
割かし味にうるさい母が美味しい美味しいと食べるのに少し驚く。

外国館を色々と周っているときに、トルコ館にふと立ち寄り行列に並ぶと、アテンダントのお姉さんが何も言わずすぐに中に通してくれました。車椅子利用者の対応はそれぞれまったく違いましたが、トルコ館のアテンダントさんが一番さりげなくって好感をもてます。
車椅子の人はこちらからと看板で大仰に対応してくれなくて良いのです。ほんの少し気にかけてもらえることで十分なんだと、再認識させられた一件でした。

そして母を置いて、一人でヨルダン館の死海体験に。
死海の水をわざわざ持ってきて、そのプールに浮かばさせてもらえるものなのですが、入るときの諸注意が色々あってびっくり。
一番怖かったのが、顔を水につけるな、目を手でこするな、というもの。
顔を触ってしまう癖がある私なのでかなりびくびく物。
死海の水はぬとっとした感じですが12種類のミネラルが豊富に含まれているためか、べたつきは感じられません。
そして何よりも本当に身体が浮く!!!!!
仰向けになっているときはもちろん、体操座りしても、だるまバランスしても身体が浮いてます。
立つぞ!と足を伸ばさない限り浮き続けていることに感動。
ちなみにこの死海のプールは一般客から丸見えで覗かれてます。
ぬも〜〜〜っと浮いているところをばしばしと写真に撮られたり、「気持ちいいですか〜〜〜?」と尋ねられたりします。
なかなか楽しかったのですが、その浮いている自分の写真、私にも分けて欲しい〜〜〜とは言えなかったです。死海に浮いている自分の写真が欲しかった……。

マンモスのオレンジホールに行く。
NHKのスーパーハイビジョンシアターのバージョン2を見るために。
いきなりの太陽の超アップ。
隣で見ていた3歳くらいのお嬢ちゃんがびっくりして大声で泣き出す。
このあともなんだか怖い雰囲気の画像が続くから泣き声もさらに大きくなる。あ〜あと思っていたら、お母さんはこの子を抱いて出て行っちゃいました。
NHKよ、子どもを怖がらせる映像を作るなよ。全然面白くもなかったし。
しかもバージョン1の方が良かったよ。

このあと予約の関係で夢見る山まで5分間で移動。
車椅子を押しながらグローバルループを駆け上がる私の姿はきっとひどいものだったと思います…。

念願の目覚めの方舟をアリーナで見る。
おおっ!!!!!凄い!凄すぎる!!!!
スロープ席の印象と全く違う!!!!
六将のイメージが全く違う!!!
スロープのお客さんもまるで六将の一部のように感じられる。
本当に圧倒される感じ。
DVDでしっかりと予習済みなのでとっても余裕もって見られて楽しく見られました。
嗚呼。魚も鳥もアリーナで見たかった…。

三菱未来館に行く。
色々と有った行列での戦いですが、アテンダントのお姉さんの対応で幾分か救われました。ありがとう、お姉さん。
一番前の席で見た全方向映像は凄い迫力物。
恐竜が本当に追いかけられている気持ちになり、楽しい気分を満喫。

このあと車椅子を押す私がばてたので会場から撤退。近所のスーパーに買物に行きました。
ここのスパゲティ屋さんで、どこの国のスタッフさんか判りませんが、万博のスタッフ章をつけた口ひげたっぷりの中近東系のおじさんたちが美味しそうにケーキを食べている場に遭遇。
幸せそうに食べているおじさんたちで、なんだかとっても笑える光景でした。

妖怪大戦争

2005年9月15日 映画
映画、妖怪大戦争を見に行く。

角川映画が無駄に好きな私。角川が必死になって作った記念作品だと、なんかの記事で見たので気にはなっていましたが、万博で忙しかったので後回しになっていました。
でもふと最寄の映画館のHPでスケジュールを見ていたら今週で終わりとなってるではないですか!
急いで最終公演に行ってきました。

結構お客さんが入っていることに驚き。
しかもカップルが多い。
え〜〜〜〜〜〜い、カップルで妖怪大戦争なんか見に来るな〜〜〜〜〜っと叫びたいのですが空しいので心だけで。

前の妖怪大戦争は知らないのですが、導入から面白い。
東京からの転校生のタダシはいじめられっこ。
じいちゃんは程よくぼけてる。
母ちゃんは仕事で不在が多い。
姉ちゃんは心配しているといいつつ自分の生活が大事。
タダシとじいちゃんのやり取りがいい。

河童と河姫のタダシ(人間)に対する見方が違うのも面白い。
他の妖怪たちの自己中心的な行動ももちろん良い。
塗り壁や砂かけ婆ぁ、一反木綿もいるのに出てこない鬼太郎さん。
あまりにもの形相でショックだった百目ちゃん。
お茶目でセクシーななろくろ首にアギ。
岡本の小豆洗いや忌野さんのぬらりひょん、竹中直人さんの油済ましが最高で笑える。
そして宮部みゆき先生、荒又宏先生、京極夏彦先生、水木しげる先生のコスプレ。
どれをとってもおかしい。

加藤保憲が元気で悪巧みしまくっているので、こっちもつい応援してしまう。
がんばれ、加藤さま。

それにしても主役のタダシ役の神木隆之介君のなんとかわいいこと。
この子の美貌におばちゃんは心ときめいてしまうよ。
君が「スネコスリィ……」と泣くからこっちも泣けてきちゃう。

途中からは戦争じゃなくってお祭りになっちゃって笑ってばっかりだったのですが、ラストのくだりがつらいですね。
たとえ、神に選ばれたものでも、大人になってしまうと穢れきってしまうものなのか。
本当につらいラスト。
話としては、このつらさが無ければ嘘八百になってしまうので、必要不可欠な部分なんでしょうけど。

追伸。帝都物語なんてすっかり忘れきっていたので、今読み返してます。
同僚のこと会社帰りに行く。
 
目的も何も持たずただ行っただけだが、とりあえず晩御飯を食べようとレストランを探す。
たまたまコモン3にいたのでイタリア館に入る。
イタリア館のレストランは2階にあるけれど、1階の展示物を見ないと2階には上がれないため、しっかりと展示物を見ていく。

やっぱり国宝級の踊るサテュロスは美しい。
2000年以上も水に沈んでいたものだとは到底思えない美しさ。
もう二度と見られない思いと重なって、見るだけで感動してしまう。

そして2階のレストランへ。
ありゃ、コンサートをしていて激混みです。とっとと諦めて外に出ました。

なんでかコモン4に向かってしまったので、以前から行列があったり、武田哲也が美味しいといっていたコーカサス共同館のフードコーナーに行く。
お、うまいじゃないですか。武田哲也がうまいというだけあります。
デザートに薔薇のソフトクリームを食べましたが、これも美味しい。
個人的にブルガリア館の薔薇ヨーグルトより美味しく感じられました。

そしてまたなんでかコモン6に移動。
ひたすら見て周ります。
午後8時を過ぎたというのに、どこもかしこも人だらけでかなり驚きつつも、タイ館で他の同僚が食べたがっていたマンゴースティックを発見。
早速購入しその方に写メを送りつけたりして。
美味しかったけれども、虫歯にはスティックの冷たさがきつかったです……。
わざわざ遠くから勇者君がまた万博に遊びに来てくれたので、会社帰りに万博会場で待ち合わせをする。

しかし。
閉幕直前だからか、いつも車をひっそりと置かしてもらっていたところが満車になっていて停められない。
近くにあるゲリラ駐車場は4500円もして停めたくも無い(開幕当初は1500円だったのに〜〜〜)。
困ってぐるぐるしていたら、なんとか車を停められ、勇者君と落ち合う。

この日は松平健さまがいらっしゃっていて、殿様のマツケンサンバ3の披露があった。
でも、何時からやっているのかがわからなかった私らは謎の大道芸を見る。
外人さんが片言の日本語で一生懸命やっているので見てましたが、大道芸って世界共通のネタをやるもんなんですね。
この前見た日本の大道芸と同じことやっているし。

その後サテライト会場で行っている手筒花火の中継を大画面で見る。
手筒花火の火の子と戦う花火職人さんの勇姿はとってもかっこよいのですが、やっぱり花火は生で見て楽しいものだと気がつく。
音と振動と火薬の匂いと花火の煙がないと面白くない。
色々規制があって会場では花火ができないのでしょうが、ドラゴン花火でエキスポパレードショー(パレードとショーが合体していたときの物)は行っていたのだから、何とかしてもらいたかったです。

このあと、前から欲しくって仕方がなかった、でも高くて変えなかった物がバーゲン価格になっていないか南米共同館に行く。
うわ。欲しかった商品がとっても少なくなっている。
売れてるんだ……。
店員さんに勉強できないかをひっそりと聞く。
ちょっとだけしてくれるとの返事。
ちょっとだけかと、悩んで悩んで、でも絶対中南米に行くことなんてないしな、と思えたから購入することに決定。
われながら単純。
ついでに、以前欲しかったけれど、あっという間に売り切れていたトカゲのブレスレットが少しだけ入荷していたのでこれも購入。ほくほく。

ひたすら買物をする私に勇者君は呆れ顔。
ごめん。私、この半年に万博関係でどれだけ金を使ったか判りません。
万博貧乏ですわ……。
前評判から一番入場者数が増えそうな今日、折角なので一票を投じようと10時ごろにのこのこと出かけます。
友人と西ゲートに行きましたが、信じられないほどの行列です。
西ゲートは特殊な構造なので、行列が3箇所に分かれ、腑に落ちない合流をさせられるところです。
そんな西ゲートなのに、超行列になっています。
速攻でやる気をなくした私達、近所の喫茶店に向かいましたが、ここも行列が出来上がっています。
やけっぱちになって北ゲートに向かい並びます。

北ゲートもありえない行列になっていましたが、2時間ほどでなんとか入場。
入場しただけですべてをやり終えた気分になったほどです。(そもそもが入場者数に一票を投じようとするのが目標でしたし)

友人と別れ、長久手日本館に並びます。
表示は240分待ち。
係員のお兄さんの叫びは300分待ち。
さぁ、どっちだ?と並びだす。でも240分も300分も変わりないよなと思ってしまう自分に笑えたり。
暇つぶしの小説を1冊読み終えた頃、会社から電話。
なんだか機械が壊れたらしいので、何とかならないかとの内容。
何で機械のことなんか私に聞くのよ?と心に思いながらなんともならないよと答えましたら、会社に来いと言われる始末。
私が行ってもなんともならないのにとふつふつ怒りがこみ上げてきたので、「今、日本館に並んでる。だから行かない」と正直に答えたら、「あ、ごめん」とすぐに切れた。一体なんなんだ…。

くそ暑い中、ファーつきのブーツを履いている季節感、TPOを無視の姉ちゃんは果たしておしゃれなのかと悩んだり、行列待ちで倒れたらしい人がストレッチャーで運ばれていくのを見つつ、結局200分くらいで何とか入場。
地球の部屋の映像はバージョン2の緑の映像。
おおっと素直に感動。

いい加減おなかが空いたので地球市民村に移動してタコライスを食べます。ここのご飯はどれを食べても本当に美味しい。
ふとレストランの外を向いたら、会社の新入社員さんを見かける。
でもよその部署だから名前がわからないので声をかけられずに眺めているだけに終わる。

モリコロメッセに行き、大阪万博の展示を見る。
生まれる前のイベントだけど、母の話からいくらか知っている万博。一日60万人の入場のときの映像が流れているけれど、60万ってすごいなぁ…。
でも興味が無いので速攻で駆け抜ける。

地球市民村に行きフルムーンコンサートを見る。
地球市民村で満月の日に行われているコンサート。
ずっと気になっていたが、色々と理由をつけて行かなかったコンサートでもある。しかし今日が最終日だったので気合を入れて見る。
アイヌの楽器を使ってアイヌ語での歌。
何を語っているのかは正直判りませんでしたが、心地よいメロディーにリラックス。
前から2番目の列なのに、隣の席のおじさんなんか爆睡していまして、MCで「こんな目の前で寝られるとどうしたらいいんだろうか…」と笑って言われるほど。
本当に心地よいコンサートでしたので、もっと前から参加すればよかったと後悔。初日もコンサートをしていたのを今日まで知りませんでした。
ぬ、ぬかったわ……。

うきょ〜

2005年9月20日 日常
朝起きてベットから降りたとき、足の下から妙な感覚が。
うぎょ〜〜〜〜〜っ!!!!!
メガネを踏んだ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!

ありえない方向にフレームが曲がってます。
ひ〜〜〜〜〜〜〜っっっっっ。

会社帰りにメガネを修理に出します。
あ〜あ、今日の万博のトワイライトコンサートに行きたかったのに。
夏川りみのココロツタエを会場で聞きたかったのに、なんでメガネを踏んじゃうかなぁ。
というか、何で机からメガネが落ちたんだ……。
織田裕二さんのライブに行って来ました。
スタンド席なのでひたすら前に突き進みます。
が、自分は背が低いので前の人の背格好もかなりポジショニングに重要な内容。
ちびっ子な人の後ろに、でも中央で前に…。

割かし良い位置をキープし、ライブ開始です。
……。
妙な声援があって気力が削がれる。

あほらしい声をかける人がいて、とっても場が白けます。
織田さんもパワーを吸い取られるといって、とってもやりずらそうです。
なんだかなぁ。

ライブ自体はとっても良かっただけに残念です。
昨日に続いて今日も織田さんのライブに行く。
昨日の反省を踏まえて、イベント会場の駐車場にすぐ入れる交差点を目指して進んだので、無事に会場に到着。
ついでにあと3日で無くなるポケモンパークを一週回る。

織田さんのイベント、今日は昨日に比べて客が大分多い。
どこのポジションも人だらけ。
ちびっ子の私にとって、オールスタンディングのイベントは本当につらいです。

まぁ、なんとか見れる位置をゲットして織田さんの出番を待ちます。

今日のイベントは昨日に比べて妙な野次も無く、織田さんもにこやかに勧めています。
一ファンとしてホッとしました。
至近距離で歌う織田さんをまじまじと見れて本当に幸せです。

このあと友人と友人の彼氏と焼肉に行く。
友人の彼氏は料理人の癖して、肉をちっとも焼いてくれません。
そのくせ、私らが焼く肉の状態に対していちゃもんをつけます。
もううるさいな〜。
料理人の妻にはなりたくないとしみじみ思った一日になりました。
今日は我が敬愛する松任谷由実さんによるコンサートがEXPOドームにてあります。
コンサートは夜からで、朝から行くのは体力が持たなさそうなので、ゆっくりと会場に向かいます。

んで会場に11時頃に到着。
ゲート前の行列を見て少し唖然。今日もすんごい人が集まってる。皆バカや……。(←自分もその中の一人だって事は、この際気にしていません)

一緒に入った友人とは別行動。
まずはドイツ館に。
今日は3時間待ちでも並ぶぞ!!と暇つぶし用の本もお菓子もお茶も持参してます。
……。
こんなに並ぶ気満々なのに、「並ばないでください」と看板と書いてあり、警備員も「現在キャパをはるかに超えた人数が並んでいます。これ以上並ばないでくださいっ!!」と叫んでおり、出鼻からくじかれます。
しかしあきらめ切れない人々による、ドイツ館裏の行列に並べなくって、その横のトイレに並ぶ振りしてドイツ館に入るための行列に並ぶための行列が出来上がってきました。
これに並ぼうかと思いましたが、時間が何時間かかるかわからず、第一目標のユーミンのコンサートに間に合わなくなるとやばいので涙を呑んで諦め、イタリア館の前で西ゲートそばで売っている長い間気になっていたメロンパンを買って食べる。
お、これ旨いじゃん。
でも高いよ、230円なんて……。

いきなり目標を見失った自分ですが、すぐそばにアフリカ共同館があるのでこちらに向かいます。
ここのケニアスペースにて、友人のおだぎみをちゃんの本が展示されていると聞いたのでそれを確かめにレッツゴー。

……。
こんなに混んでいるアフリカ共同館なんて始めてだよ……。
右も左も人間だらけ。
さてはこの人間皆、ドイツ館から流れてきたな!と一人憤慨してケニアコーナーまで突き進みます。
ケニアコーナーについて、ぐるっと周りを回りますが、みをちゃんの本がどこにあるのかさっぱりわかりません。
もう一度ぐるっと外周を周ったら、ガラス越しにみをちゃんの本が展示されているのを発見!!!
蚊取り線香のキンチョーと一緒に展示されていました!!!
殺虫剤についてのみをちゃんの本と、殺虫剤に使われている植物の研究にケニアも深く関わっている感じでの合同の展示のようです。
これを見つけたみをちゃんのファンの方、よくも見つけたなぁと関心仕切り。何べんか通ってましたが全く気がついて無かったです。
そして、展示されている作家本人も知らなかった事にも笑えたりして。
ここの写真を早速みをちゃんに写メしちゃいました。

地球市民村に移動して、無料配布しているお茶をいただく。
おばちゃんたちがちゃきちゃきとお茶を入れていて、悪ガキどもが「おっかね〜〜」とつぶやいているのが笑えます。
このあと友人と合流。
ワークショップホールでコンサートに参加。
世界各国の障害を持っているけれど、コーラスグループとして結成されている方達のコンサート。
一緒に踊って歌って大騒ぎ。そしてジャングルの一日を感じる合唱。これは目をつぶって聞いていたのですが、前や後ろで動物達の息遣いが感じられるほどの、完成度。
言葉はわかりませんが手振り身振りのコミュニケーションで、皆手が暖かいのは同じだ!と新たに気づかされました。

このあと神戸のコーラスグループの天使の歌声コンサートを拝見。
ちびっ子たちが走り回って歌っている姿がほほえましく、ちょいと大きいお姉さん達は宝塚ちっくでまた面白い。
しばらく見入ってました。
ここで「ユーミンのコンサートチケットを譲ってください」と書いたメモを身体に張っている人を見かける。
ダフ屋はここにいないから、この人はそんなメモを身体に貼っているのね、と生暖かく見てしまいました。
だって、入場券に書かれた名前と入場券番号を手にしていなければ会場に入れないのに。今、チケットを譲ったとしても中に入れないよ?と心の中で思いながら。

モリコロメッセに移動。
大阪万博と日本のロケットの展示を見まくる。
友人とただのプリクラを撮るが、疲れ切った顔で撮っているのがやや難点で心残り。

また別行動をとることになり、ドイツ館の行列を眺めに行く。
今度は行列を作っても良いことになっているので早速並ぶ。
しかし、列の最後尾でお姉さんが持っているプラカードには「ここから3時間です」とある。
え。行列の入り口で2時間とあったじゃんか。うそぉっ。
3時間も並んでたら、ユーミンのコンサートに間に合わない!!とそうそうに行列から離脱。ちょっと悔しい離脱でした。

このあとコモン4をふらふら。
生チョコソフトやマンゴースティックやらを食い歩く。

以下続く。
そんなこんなで日が傾きだした頃、待望のユーミンコンサートの開始時間となりました。ドームに向かい席に着きます。
え〜〜〜、ファンクラブ枠で当選したのにこんなに後ろなの!?と不満が出てきました。隣の席のご夫婦も同じのようで「なんでこんな後ろ!?」と嘆きあっていると、すぐ近くの貴賓席で動きが見られます。貴賓席の人たちが会釈しあっています。なになに?有名人が来たの?とその人をよくよく見ると、トヨタの会長さん、豊田章一郎さんが来ていました。うを〜〜〜。トヨタの会長はユーミンファンだったのか!!と一人興奮してきます。この方のおかげで、家のすぐ近くでユーミンのコンサートが見られたのね!ありがとう!豊田章一郎!!と心の中でお礼を言ったりしましたが、やっぱりステージから遠いこの席。ため息が出ます。

さてさて。コンサートの開始です。
ステージに6台のグランドピアノが並んでますが、その一台にユーミンが腰掛け、「ひこうき雲」の弾き語りを始めます。
珍しく緊張しているのかな?と思える歌いだしかな。
伴奏者が出てきてノリノリに「14番目の月」のスタート。
一番前の席のお姉さんが立って手を振ってますが、周りの人たちはそんな感じではなく、しばらくして座っちゃいました。
MC。伴奏者の紹介で、ユーミンの旦那さんがいることが判明。会場中どよめくのが面白い。
そして、今日のコンサートの倍率は20万分の3000だったことが判明。
うげ。席が悪いと嘆いていてごめんなさい。
席が取れて本当に良かったです。あまつさえこのコンサートへの意気込みをユーミンのうそラジオでメールで読まれました。
私は大変果報者です。ユーミン、ありがとう。そして豊田章一郎もあいがとう。とまた感謝の意を述べてました。

「恋の一時間は孤独の千年」この歌知らなかったのでイマイチ乗り切れず。
「Hello,my,friend」個人的に思い入れが強いこの歌。かなり涙腺に来ます。
「航海日誌」シャングリラ?のステージを思い出し、ピアノ伴奏でも十分迫力あることに感動。
「HOZHO GOH」「Northem Lights」「水の都」懐かしいけれど、歌詞をしっかり覚えていなかったため、ひたすらユーミンを見つめてました。
「ベルベットイースター」この日のユーミンは白いドレスを着てらっしゃったのだけど、長い裾を綺麗に翻しながら歌っていました。
「春よ、来い」イム・ヒョンジュさんによる韓国語での春よ、来い。韓国の方で19歳というぴっちぴちの若者。
それなのにステキな歌声。
美貌で白い燕尾服で天使の歌声と称される本当に綺麗な歌声。
おばちゃんたちがヨン様を好きになるのを馬鹿にしていましたが、前言撤回することに。本当にこの子、いいよ。最高(*^^*)
「最後の嘘」シンガポールの歌手、ディック・リーさんによる英語(?)版による最後の嘘。聞きなれてない男の人による最後の嘘なので、一瞬冬彦さんが歌ってるのか?と思い、一人で受けてました。
「卒業写真」上海の歌姫、アミンさんによる卒業写真。
透明な歌声で歌われる卒業写真。綺麗なものでした。
「満月のフォーチュン」どこの国の方たちなのかわからないけれど、砂漠の国っぽいところの画像がバックで流れ、いろんな国へ旅に出かけている気分になります。
「スラバヤ通りへの妹へ」隣の夫婦がこの曲らが好きだと大変更新していました。
「SAVE OUR SHIP」コーラス隊が出てきて大合唱。迫力が大変凄く圧倒されます。
「Saint of Love」大変懐かしい画像とともに。画像のユーミン、とっても若い〜〜〜。
「Smile Again」このたった一晩のために作られた曲。この一晩のために、4カ国のアーティストが集い、歌った曲。メッセージがとてつもなく詰められている曲。
もう凄いとしか言えない。
最後にドーム全体を宇宙にする映像が写される。
もう、圧倒。感動。
そしてラストに桜の花びらが降って来た。もう作り物とわかっているけれども、本当に美しい光景で涙が出てくる。
4ヶ国語の歌なので、テロップが出てたのがちょっと笑えたけど。

アンコールで今度は日本語バージョンで「春よ、来い」再び。
日本語で歌われると本当にいい歌だという思いを深めました。

カーテンコールもあり、熱気爆発のまま終演。
本当にこのすばらしい一瞬に参加できることが出来た自分の籤運に万歳をしちゃいました。
いい時間を与えてくれたユーミン、本当にありがとう。

コンサートを終えすっかり冷たくなった風に当たり、熱気でほてっていた自分を冷やすことが出来ました。
興奮冷めやりませんが、明後日が万博最終日。明日は徹夜で並ぶと事を決めていたため、大人しく家路に着きました。

ユーミン、確かに歌は下手になってる。でも企画やサプライズがいいんだよ。凄いんだよ。
だからそんなに「下手下手」と連呼しないで欲しい。
ただ単に下手なだけの歌手ならとっくの昔に消えてるって。
本日はお仕事。
でもユーミンが大須のアメ横やコンパルに行っているのは判っていたので会社をサボって、ユーミンを探しに行きたかったのですが、我慢ガマン……。
真面目にお仕事して定時ダッシュして万博会場に行きました。

今日の万博会場への持ち物は怪しいものばかり。
食料、飲み物は当然として、形態の充電器に雨降りそうにも無いのにレインコート、靴下二枚。そしてバスタオルに寝袋にダンボール。
はい。徹夜するための色々グッズです。

会場に着いたのは19時過ぎ。昼のニュースで徹夜の人がすでに30人ほどいると報じられていたので、今はどんなもんじゃいとどきどきしながら西ゲートの徹夜待機所に向かう。
先頭の人はテントを張ってます。すげ〜〜と感心しながら最後尾を目指してどんどん歩く。
川沿いの砂利道が徹夜の待機所になってるため、川沿いの道をどんどん歩く。
え?今19時過ぎだよ?マジ?と心の中であせりながら進んでやっと最後尾に着きました。
この時点でおよそ300人くらい並んでました。
皆バカじゃ……。

一緒に徹夜する友人はまだ会社なので、今のうちに寝れるだけ寝ておこうと横になってます。
しばらくして後ろの家族連れが大騒ぎしだしたので後ろを見ると、5歳くらいの弟君が、どぶにはまってびしょ濡れになってます。
川沿いの道なので草がぼうぼうに生えていて、どぶがあったのに気づかずに落っこちたらしいです。
運がいいことにけがは無かったので本人はいたって元気にしてるけど、9月も下旬な深夜の陽気。しかも川沿いで風をさえぎるものなど何もなし。
このままでは風邪を引くのは目に見えているけれど、着替えはなし。どうするのよ!?とお母さん。1キロくらい行ったところにコンビニがあると教えたら、お姉ちゃんを連れて買いに行くことになりました。
弟くんを私ら(私と隣の夫婦)で見ることになったけど、その弟君、反省すことも無くまた大騒ぎして遊んでます。ちびっこは凄いと関心仕切り。
しばらく遊んだあとトイレに弟君が行った所でお母さんが帰ってきました。
弟君が帰ってくるまで「このお姉ちゃんは一生万博の思い出ってパンツを買いに行った思い出が一番残るんだろうね」と話していて笑えてきちゃいました。

こんなことをしているうちに友人が到着。
会場に晩御飯を食べに行きます。
今日の晩御飯は万博が始まる前、カタログで見たときから気になっていた「アジアン麺」に決定。ラーメンを食べます。
地鶏をつかったここのラーメン、超美味しい。
気になってたくせになんで最終日前に初めて食べるのかと自分にしかってしまうほど、美味しかったです。

大観覧車のオーロラビジョンが最終日前日バージョンの映像になってることに教えてもらい、地球市民村から写真を撮ります。
昼間は脱水を起こすくらい暑いのに、夜はすっかり秋の風。
涼しく思うだけでも物悲しいのに「万博は明日閉幕です」という一言が大変悲しく思う。
でも、隣の無人になった茶屋小屋で、昨日参加した市民村のスタッフさん達が、太鼓を鳴らしながら歌って踊ってます。
外国語で大騒ぎしてるから何言ってるのかさっぱりわかりませんが、祭り的要素なリズムで踊ってます。
一番人懐っこい子が無心になって踊っているのをただただ眺めてしまいました。

10時になって会場を追い出されて、河川敷に移動。
どんどん風が強くなって寒くなってきます。
がくがくぶるぶると一夜を過ごしました。
明日に続く。
(昨日からの続き)
河川敷にダンボールと毛布を敷き、その上に寝袋とバスタオルを身体を巻いて横になりました。しかし9月も終わりなこの時期です。深夜になると本当に寒いです。夜空の月はとっても綺麗。星も瞬いてます。森の木々と、川沿いの草が風にたなびいてます。全ての光景が寒さを演出してくれます……。
友人の連れが途中から合流したのですが、彼は会社からそのまま来たからか、半そでにハーフパンツに裸足です。もうめっちゃ寒そう。そのうち彼らは寒さしのぎに酒を飲んでました。

何度も書いてますが夜中は本当に寒く、寝ることは無理な感じです。しかし明日で万博は本当に終わり。後悔の無い様に遣り残したことをこなすためには、今のうちに睡眠を取り体力を温存しとかなきゃいけません。でも寒くて眠れません。でも体力は……(鶏と卵状態)

月明かりの明るい夜、寒さに震えつつも川沿いの林をずっと見入ってました。
ここの植物達は半年間の騒動がやっと終わり、ホッとしているのだろうかなと……。

朝4時になり、列の大移動が始まりました。徹夜組みの行列が2キロを超えたそうで、最後尾は住宅街にかかっているらしいとのうわさが飛び交います。
マジですかい。そんなにも徹夜をしているおバカがいるんですかい。しかも徹夜に並んでいるゲートは他に3つあります。北ゲートが一番行列が長いだろうから、4つ合わせて徹夜組み行列は10キロ越えてるんじゃないの……?うわ〜〜〜〜。

列の大移動が3回に分けてありました。最初の場所移動までは座れてましたが、7時ごろの移動からは座る位置なんか無いくらい、ぎゅーぎゅー詰めにされだしました。でも7時から開場の9時までの間立っていることなんて無理です。無理に皆が座ろうとするのでただでさえ狭い一人分のスペースが激狭小になっちゃいます。踏んでし合ったのか隣の姉ちゃんと前の親父が言い合いをするなど、雰囲気はサイアク。でも列移動のどたばたでひょうたんから駒のように、いつの間にか前から3番目位の位置をキープ。ラッキーでした。

始発組の来場者も続々と来ている様で、開場が8時になるとアナウンスが入ります。最終日だから7時半くらいに開場になるかと思いましたが、7時50分に開場前のテーマソングとしてココロツタエが流れ出し、周りのボルテージは一気に上り詰めます。警備さんの最後の朝の挨拶をみんなで拍手で閉め、さぁ、万博最終日の開始です。

(続く)
(続き)

8時の時報と共にゲートが開き怒涛のような荷物チェックを潜り抜け、スタートダッシュをかまします。
走るのが何よりも大っ嫌いな私ですが、このスタートダッシュをするために今朝はココに泊まったようなものです。もう気力を振り絞って長久手日本館にむかって走って走って走ります。

もう死ぬ〜〜〜とラストは競歩のような走りになってましたが、178日目にしてやっと初めて当日予約機を触ることができました。
入場券を機械に読み取ってもらい、時間を予約して終わり。
たったこの1分間のために徹夜したのか……。と予約しながら冷静になった自分がいましたが、ボーっとしている時間なんかありません。このままドイツ館に向けてダッシュです。

ドイツ館に何とか着いて行列に並びこみます。ふぅやれやれと椅子を出そうとした時に、「並ばないでくださ〜〜〜い!!もうこれ以上は並べません〜〜〜〜〜っっっ!!」とドイツ館の行列対応スタッフさんが叫びだしました。
え?と時計を見るとまだ8時30分です。開場30分にして3時間行列分の人間が並んじゃったんですか。すげ〜〜〜〜。
調度目の前で名物の警備員さんが「並ばないでください〜〜〜〜」と踊っているものだから、テレビ局の人の撮影が次々と始まります。むほ、私も写ってるかな?と友人にニュースをチェックしてねとメールをしていました。

開場は8時でしたが、ドイツ館のスタッフさんはまだ出勤していないので、ドイツ館の開始は9時からとのこと。1時間くらい並ぶのは全然平気なんですが、機械の調子が悪かったらオープンしないでこのまま閉館するとの話に怖い思いをします。この時いっしょに並んで喋っていただいたおじ様に美味しいグルメポイントの情報を教えていただき、今日の食事の予定を組んでみたり。結構有意義な1時間を過ごしました。

はたして9時になりドイツ館の機械は無事に動き出し、9時15分ごろにはドイツ館に入れました。
小さいスペースを所狭しと動き回るコースター。蝶は綺麗で面白いです。でも、柱とかが丸見えだったのでちょっと興ざめ……。

おじ様と別れて結局今日まで入れてなかったワンダーホイール館に移動。家族連れやカップルの中に一人で並ぶのには少し勇気が要りましたが、頑張って並びだします。
夜中あんなに寒かったのに、10時過ぎてかなり暑くなってきました。

1時間ちょっとで中に入れ、時空の流れを体験。そして会場が見える観覧車でぐるっと周ります。
眼下の会場は人でごったがえしてます。グローバルループの上は人人人人。こんなに人が入ってるのに、明日には人が来れなくなっちゃうなんて不思議だね、と同情した人と話し合ってしまいました。降りた後、最終日記念のグッズを貰いまして、なぜか申し訳ないような気がしてきました。

ファイナルイベントがある地球広場はすでに場所とりで人があふれかえってるのを横目で見て、ブラザー館に行き、姓名判断と精霊占いをします。私と同じ苗字の人は250人来たとのこと。この数字って多いのかな。少ないのかな。

そして憧れだった刀削麺を食べるために行列に並びます。
うげ。まずった……。
コンクリ打ちっぱなしの通路の上にあるこのお店。日陰は全くないなか1時間並びました……。
唯一日焼け止めを塗っていなかった足の甲がじりじりと日焼けしていくのがわかります。じりじりじりじり。
なんとか麺を手にした時はもう日本館を予約していた時間。
うわ〜〜〜〜っっ!!まっずい〜〜〜〜〜っっっ!!といそいで麺をかき込んで日本館にダッシュ。

今日の日本館の地球の部屋は見ていなかったムービー3。これさえみれればいいや!と思ってましたが、当日予約の人が入るルートは、ちゃんと行列に並んだ人との入り口が違ってました。途中の台風の部屋から入って見て行きます。
やっぱりクラウドを見入っちゃいました。
ブリザドをしてるクラウドに「私も冷やして欲しい……」と心の中で思ったりして。

念願のムービー3は子供向けというだけ有ってとってもかわいらしいものでした。象さんがめっちゃかわいい!!
この真ん丸い映像って本当に面白いものです。360度で違う映像が流れているから、どこで見ていても違う驚きがあります。もっと何度も見たいと痛切に思いました。

そうこうしているうちに空にはたくさんのヘリコプターが飛んできてます。
中継に来てるテレビ局のほかに、皇族や小泉さんの護衛組みも交じっているらしく、ある一点に固まってるのが妙な感じだな〜と思いながら、今までやれてなかったことをやってみよう!!とIMTSに乗ってみます。最初は3台で走っていたけれど、途中から2台に減ってしまったこの無人で運転するこのバス。エンジン音がなく、中々快適でした。特に涼しかったのが良かったです。

コモン4に移り、ドイツ館で出会ったおじ様お勧めのカレーを食す。うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、めっちゃおいしい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっ!!これ、万博で食べた中で一番美味しいんじゃないか!?と思えるほど。本当に美味しいカレーでした。
森の学校に行き、最終日記念のグッズを色々と貰ってきてウホウホ。このチョロQ、マジで嬉しいよ〜〜〜〜。

そして勢い余ってキッコロゴンドラに乗車。人人人の会場の上をゆっくりと動くのはなんだか不思議な感じでした。丁度地球広場の向こうに夕日が沈む時でもあり、同乗した人たちで「物悲しい風景だね……」と語り合うほど。
一生心に残りそうな風景で、とっても綺麗な夕日でした。

そしてまた三菱未来館に並ぶ。
最愛のWAKAMARUくんに会えるのも今日が最後なので勇姿をカメラに収めよう!!と意気込んで並びます。
90分並んでWAKAMARUくんの月の砂漠をビデオに撮りましたが、前にいたアベックがず〜〜〜とぺちゃくちゃ喋ってたので綺麗に音が撮れませんでした。めっちゃ悔しい。そして憎む、このアベック……。
ひょっとしてと軽い気体を持ってたのですが、三菱未来館では最終日記念のグッズはもらえませんでした。残念〜〜〜〜。

そして地球市民村に移動。地球市民村のファイナルイベントに参加しました。
スタッフさんが「他の有名どころのファイナルイベントには参加せず、わざわざこの地球市民村に来てくれてありがとうございます。誰も来てくれないかもと思ってたのが杞憂に済んでよかったです」との挨拶でスタート。
今までここで活動したNPOやNGOの紹介の後歌やダンス。そしてトークがありました。
お酒は回ってくるしで最後にはもうドンちゃん騒ぎ。みんあで踊って喋って本当にいいファイナルイベントでした。

9時にイベントも終わり、帰ろうかなとゲートに向かいましたが、折角ここまでいたのだから閉幕まで居ようと途中で心変わり。こいの池の前にあるからくり時計をデザインした人がからくり時計のところで挨拶をしている所を見かけたので見てみることに。
本当はこのからくり時計は閉幕後は壊される予定だったらしいですが、このまま公園に残ることが決まったそうです。
東儀秀樹さんの美しい調べとともに現れるからくり人形の華麗な舞い。これがまた見れるということは喜ばしいことです。お祝いとなった挨拶会を見ているうちに10時になった時報の放送が入ります。

あ〜あ。万博終わっちゃった……。

アナウンスさんにより長い間ありがとうございましたとの放送が入った後、そばに居た警備員さん達が「これで終わりか〜〜〜」「さぁ、最後の一仕事、頑張るぞ!」と笑って言っていたのが少し悲しい。

ゲートにはボランティアさん、アテンダントさん、スタッフさんたちが並んで来場者を送ってくれています。もう号泣しちゃってる人もいます。そんな姿を見ているだけでもこっちも泣けてきちゃうではありませんか。
うわ〜〜〜〜〜〜〜ん。
大泣きしている女の子をあやすスタッフさん。
帰りはこっち!あっち!!と叫んでいるスタッフさん。
みんなみんな目が真っ赤です。

ここに居る人みんなそれぞれが精一杯に臨んだ万博。
たった半年でしたが、濃い濃い半年でした。
結局泣きながら家路に着きました。

ありがとう。モリゾー、キッコロ。
ありがとう、万博。
ありがとう、この半年に縁があった皆さん……。
本当に楽しかった半年でした。

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