めぐみ

2006年12月17日 映画
拉致被害者の会代表のドキュメンタリー映画を見てきました。

たんたんとめぐみさんが失踪した当時の状況、探し続ける横田さん一家。子どもは拉致されないと突っぱねたマスコミ。テレビを使ってめぐみさんに語りかけるお母様。時代の背景と流れ。急浮上する拉致疑惑。政治家の保身。小泉首相の二枚舌とカメラ枠に収まる阿部さん。選挙。5人の帰国。そしてマスコミと
時間系列に則って語られている。
ただそれだけなのに、涙が流れてくる。

朝まで、というか部活が済み帰宅するまでただの日常を過ごしていためぐみさん。帰宅途中に拉致実行犯とすれ違ってしまっただけなのに、非日常に連れていかれてしまう。なんでこんな目に合ったのかわからないまま、言葉が通じない国で過ごしてしまっだろう。
こんな恐ろしいことを、冷酷に行う国に対してただ嫌悪を感じてしまう。

日本で上映することを前提としていなかったこのドキュメンタリー映画。
何故日本では上映が出来なかったのか。それも怖い。

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